2020/12/20

おじさんだってパンケーキ食べたい、富士山にも登りたい

秋の晴天が眩しい11月の週末
いつも通りの渋谷待ち合わせ

世はクリスマスへと歩み始めます


散歩部はというと


朝ののんべえ横丁


渋谷横丁


宮下公園を今回は下から見上げて


登校する学生たちとともに


散歩部が歩く道は
かつての渋谷川


キャットストリートと呼ばれるこの道
1964年の東京五輪が開催されるにあたり
当時生活排水で汚れていた川を隠すために
暗渠とされました


今でこそファッションストリートですが
歴史を辿ればのどかな農村地帯、住宅街であったそうです


思い返せば金の卵の隣、団地があったよなあ…
1階が店舗になってる都営団地…
今は渋谷キャストという大型ビルになりました


キャットストリートの名前は
野良猫がよくいたから、らしいです


表参道を渡る歩道橋


ここからの眺めはいつもなんだか特別です
好きです


渋谷川の名残を伝える参道橋の親柱


さすが、明治神宮へと続く道の
とても立派な橋です



こういったものが橋の名残なのか
どうかは定かではないけど


川跡を辿っていたら
目的の地をずいぶん行き過ぎた


そうそう、
今回は恒例のモーニングまだなんですよ


朝日が眩しい


コーヒーとドーナツ!
ああ、いい朝の目覚めになりそうですね


徳富蘆花住居跡!


こんな原宿に!
世田谷の芦花公園の住居は終の住処だったようで
原宿には1900年ごろから5年ほど住んだそうです

徳富蘆花が誰かって?
そんなこと…聞くなよ(モゴモゴ


珈琲トップじゃなくて、今回はここ!


幸せのパンケーキで
おじさん5人おおはしゃぎ!

この時ばかりはみんな女子に!
あらやだ、おほほほほ!

大盛り上がりでした



ウキウキで原宿を歩きます


ちょっとコーヒー豆が欲しいな、
という感覚で入った店で
見事どハマりしてしまいました
この店すごく面白い
部員待たせて15分コーヒートーク
見事乗せられて
高い豆(店じゃ安い豆)を買っちゃって
奥さんに怒られるの確定です
しばらくしょんぼり


気づけばワタリウム美術館を過ぎ
街角にアートが


ふむふむなるほど(脳停止)


人々が足を止める邸宅は


東京都選定歴史的建造物
塔の家


コンクリ打ちっ放しかつ
狭小住宅のスタイル
オシャレ建築の先駆けなんだって

わずか6坪、
ほぼ階段で構成されているような内部
間仕切り・扉が一切ない(トイレも風呂も)
そして吹き抜け!
素人目に見てもすごい家のようです


このマンションもなかなか
味があるように見えてきた


青山熊野神社
イチョウの色づきよい頃でした



ちょっと変わった狛犬だね
石じゃなくて銅?で出来ているようでした
素材まで気にしたことなかったな
今度からよく見てみよう


新国立競技場が見えてきました
下る坂道は勢揃坂
この道、鎌倉街道とされているようで
古い道なんだな〜


そこから脇道へ行くと、橋


原宿陸橋です



見下ろすのは川ではなく外苑西通り
オリンピックスタジアムへ向かうために
高台を切り通して出来た道
コシノジュンコが「キラーストリート」と名付け
そして再び、
オリンピックスタジアムへ続く道として
役目を蘇らせた

古い道の脇に新しい道

オリンピックのために切り開かれ、
かけられた陸橋としては
野沢通りの鴻巣橋と同じですね


下に降りて歩いてみましょう


本当なら今頃は
オリンピックすっかり終わってるはずなのに
まだ工事頑張ってるんだ


霞ヶ丘団地の名残を懐かしむ


もうこの時は閉鎖されてた


かなり傷んだ外壁と塗り直された鉄棒

郷愁に浸ります


ビクタースタジオ


その裏に、かつて心霊ブームに湧いた
千駄ヶ谷トンネル


の反対側へ


オリンピックミュージアム
入場制限しているので、
その場で来場時間を決めて予約して入る
って感じだったので、今回は諦めます


五輪オブジェクトは格好の記念撮影スポット


日本で行われたオリンピックの聖火台が!
縮小されたレプリカですけど


日本人初の金メダリストは三段跳び!
それにしても信じられないホップの距離!
普通に跳んでもこれは無理だ〜


ミュージアムの外でも十分楽しめました

クマケンの建築を愛でつつ


ぐるりと


まわって


フェンス越しの中身を覗き見


お、アイススケートリンクの建物は
氷をイメージしてそう
ずいぶんイメチェンしたんだなー


国立競技場駅


そして、東京体育館


そしてここが、ある俳優による
Uターンひき逃げ現場(らしい)
出演の【とんかつDJあげ太郎】にかけて
「ついとつDJにげ太郎」だとか
「ひき逃げ俳優健太郎」だとか
主演の【十二単を着た悪魔】にかけて
「急に人を轢く悪魔」だとかで

ゲラゲラ笑いながら歩くことができました


いつのまにやら千駄ヶ谷
鳩森八幡神社


巨大な王将が収められた
将棋堂
詰み状態の棋譜が描かれたお守り
ちょっと欲しかったなぁ(貧乏)


富士塚
富士山を模した手作りの山
ちゃんと富士山の溶岩まであるのね
先日の三田用水歩きでも
「目黒富士」というワードがありました
富士山って今でも神々しくて
見えるとちょっと嬉しいよね
以前登らなかった品川神社の富士塚
やっぱり今度登っておこうよ


いざ登ったら結構危険な感じ
ゆるい気持ちで登ったら怪我しそう



鳩森八幡神社周辺をぶらり


あれ、なんか見たことあるぞ


将棋会館!


サンガツのライオンのキリヤマくんがお出迎え
キリタニさんというアイドルもいたはずだけど

1階のショップで大はしゃぎしてたら
続々々々々と親子連れが!
あっという間に2階への階段には行列


外を出て見上げてなるほど〜
未来のフジイくんを目指す子供達か


飯にしようってんで
代々木まで行きますかって話に
ゆるい坂道を降りて


ぬいぐるみは売り切れの自販機
緑のスライムは初めて見た
(しかもあったか〜いとな!?)


北参道


広い道はなんとなく
散歩のテンションが落ち着く


ちょっとまって見てこの階段


怪しさ満点のエリアがあるよ


裏道へ入りましょう!


なんだかいろいろと


気になるポイント


これ川だよね…
と思って調べたら「代々木川」の暗渠
さっきの謎スポットも川だったのか!
地図を見ると確かに気になるなあ…
道が明らかに川のようになってて…
また歩きたくなってきちゃった


山手線を潜る感じかな


こっちは首都高


明治神宮北参道入り口の並木
いい色になってきてるね



ちょっと昼飯の意見まとまらないな


ウロウロウロウロ


あーでもない
こーでもない


で、結局焼肉屋のランチ
写真撮るの完全に忘れてたよね
おいしかったよ(謎フォロー)


改めまして代々木駅


新宿が間近の町


この新しげな横丁も
「ほぼ新宿」
古民家数件一気に飲食店化
周辺に住む人は何を思うか


都営千駄ヶ谷アパート
これ古いんだよ50年以上経ってるはず


だらだら歩いて広い道


冬っぽい日差しになってきたね



なんだこれ


絶対川だよね、川


川の遺構だろ〜
と思ったけど特に資料見つからず
用水路にかかってた橋とか?
侮ってたけどこの辺りいろいろあるぞ
ちょっと靴紐締め直して出直します


パンケーキ食べた、
富士山登ったで目標を失った散歩部


だらだら歩いてまた千駄ヶ谷


国立能楽堂


資料室にお邪魔しました
「何書いてるかよくわからん」とか
ワハハしてたら、
音楽とかセリフがうっすら聞こえて…
もしかしたら僕らの声が
客席まで聞こえてたかも


能が一体何だったのか
一切頭に残らないまま千駄ヶ谷を練り練り


おしゃれなカフェやら何やら
意外と多いようです
その割には人が少ないから穴場なのかな


サンガツのライオンのひなちゃん
マンホールになってる
ひなちゃんのマンホール
ぐへへ


鳩森八幡神社
あれ、デジャヴ?


能を学んだ後に見る能舞台は
一味違います
いや、マジで


目標なくぶらぶら


千駄ヶ谷駅


裏側は首都高の下


駅前らしからぬ風景です


中央線の高架を潜る


セロテープの台かな…


信濃町行ってみますか


こっちかな


あれが信濃町


ん?


無名橋!
かっけえ名前…
この橋を渡れば信濃町駅から国立競技場へすぐ
信濃町駅は隠れた最寄駅として賑わいそう



駅前


駅前ビルの地下のパン屋さんは
オープンしたてでした
マチャミさんから花輪が届いてました


そうかそうか


僕はこの街が好きです


理由ですか?


坂道です


高低差がいいんです


こんなお家が好きなんです
住みたいというわけではなく


あっちもこっちも
坂道


ああ〜^



ぐにゃぐにゃ手すり
途切れてるあたり
「つけときゃいいんだろ」的な
バリアフリー


谷底へ降りてきました
かつて鮫川と呼ばれる川が流れていたらしい
「最暗黒の東京」という明治時代の本に
山手随一のスラムとして描かれているエリア


今ではスラムの痕跡を感じることはできないけど


新宿らしさを感じさせない住宅地


某俳優の知る人ぞ知る珈琲屋さん


一応商店街なのかな


暗渠となった川ですが
源流となる湧水があるそうです
そこまで下調べしなかった…


また来る理由になるね


両脇が急坂です


隙間道の奥に


崖!


そしてこの階段は


君の名は…
実は何度か来ているので
もしかしたら前の部ログで書いたかも


須賀神社


そろそろ解散な感じで



今年は三の酉まであるから
火事が多いよ、とSさん
どうやら火事との因果関係はないようです




締めに新宿歴史博物館へ…
と思いましたが閉館1時間前に
300円は勿体無い(貧乏)
ということになり、また次回の楽しみに


世の中、右も左も鬼滅の空気だな…

というわけで、
すぐそこのモリバコーヒーで解散となりました

一度歩いた道にも
まだ見ぬものがたくさんあるようです
何度でも、同じ道でも歩いてみましょう
部員の皆さん、これからもよろしく

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