2014/01/26

埃まみれのACCURA DIAMATIC 35mm f2.8


珍しく、レンズ画像からのスタート
ACCURA DIAMATIC 35mm f2.8
というレンズについてです

あまりカメラやレンズのことは詳しくありませんが
あまりにもネット上に情報がないので、
自分なりに追加しようと思いました


マウントはM42 スクリューマウント、
MADE IN JAPANときたもんだ


35mmの画角はAPS-Cカメラには「標準」的で、
f2.8と明るく、最短撮影距離も25cmと
オールドレンズながら、なかなかのスペック

いつ頃のレンズなのか、メーカーもはっきりしない
(シグマのアメリカメーカーへのOEMらしい)
入手は新宿の中古屋
2000円のジャンクコーナー

自分が買ったのは2012年末
少しだけ使って
つい昨日まで、棚の上でホコリを被っていた


真冬の合間に訪れた春のような日に
息子と公園を散歩しながらテスト撮影


正直、写りはあまり良くない
ジャンクだからか? とも思ったが
絞り開放の時点で、ソフトとはまた違う、
ピントを外したような写りになってしまう
そして何より、ボケがうるさい


僕にはすこし苦手な絵になってしまった


f5.6まで絞ると、わりとマシな感じにはなる
でも、自分の持っている数少ないレンズの中で
最も解像感がないレンズだ
これを味として使えるほど、腕がないのが悲しい


寄れるというのはやはり魅力的
背景によっては、それほどボケもうるさくないのか


エクステンションチューブのNo1をつけて
もっと寄ってみたりして
やはり、絞った方がよさそう


絞り開放で
やっぱりうるさいボケ
トリミングされてこの状態


いわゆる、周辺と言われる部分の解像感も悪い


画角は使いやすいのは確かだ


55mmでは切れてしまって捉えられなかった
ゾウのすべり台がきれいに収まった



こんな発見も35mmだからだろうか


ピントリングも重く
慣れもないせいもあるのか、ピント合わせも鈍い

そんなわけで、僕にあまり愛されなかったレンズなのです

2014/01/15

成田へと地を行く


A君は年が明けて10日以上経ったのに
まだ初詣に行っていなかったそうだ

そんなわけで、成田山へ散歩部ということに

朝8時に西日暮里集合


よく山手線の西日暮里と日暮里は近すぎる
なんて話が出てくるが、実際歩いてみると


本当に近かった
それにしても


日暮里駅前は新しい高い建物がドーンと
なんとも味わいのない街になりつつあるようだ


だが、モーニングに訪れたニュートーキョーは
椅子といい、シャンデリアといい、とても素敵


オシャレカフェの気取ったような
ちょっと窮屈なモーニングよりも
花柄のコーヒカップにソーサー、
そんなモーニングの方が好きだな、なんて話をしながら
一日の計画を立てる


ここのモーニングは和食も選べる
個人的には、こういう店はナポリタンを食べてみたい



そんなわけで今回も

縦長ブログ

の予感だ

まずは、成田空港を探検しに行こう


京成電鉄の星、スカイライナー


は華麗にスルーして


京成本線を走る特急に乗る
1時間20分程度で、成田空港だ

海外旅行のパンフレットで
友達とワイワイしていた可愛い女性も
後半はすっかり飽きて半分寝るような長さ

スカイアクセス線なら、もっと早く着くらしい
ただし、200円高くなる
つまりは僕らを含め、200円をケチって
時間を無駄にする人たちの電車なのだ

ぐぬぬ


成田空港に着き、改札を抜けるとまず
身分証明書を提出しなければならない


おお、ガイジンだ!


宮島に行った気分になれる


天気に恵まれました

出発ロビーあたりをふらりしてみれば

サムライニンジャフジヤマダイブツ、I love 日本な
お土産とか


ユニクロ、無印良品、博品館…

搭乗口の方にいけばもっと楽しいだろうなぁ


展望台にも行ってみる



羽田と違って国際色


でっかい飛行機…


どこへ行くのかなぁ


土地の権利関係でいろいろ曰く付きの空港
安っぽい、地方のショッピングモールのようだった

さて、空港に来たメインの目的へ向かおう


第1ターミナルから、
第2ターミナル行きのバスに乗り


東成田駅で途中下車
実はここが目的地


かつての駅の入り口?に
保安検査のプレハブ小屋がくっついている



成田空港内にある、芝山鉄道の駅

20年ほど前、ここが「成田空港」駅だった

とってつけただけの壁の向こう、
背伸びをしてiPhoneのカメラを向ければ




今もまだ残る残骸
片付ける気はないらしい


いっそ、このままがいい

じゃあ、トイレに行くのを兼ねて


入場券


やっぱり気になる壁の向こう


ホームに降りたら、向かいのホームが


まだ「なりたくうこう」を掲げたまま


たまーに来る電車、京成との直通


ラッシュの時間も多くて3本
終点は、次の駅「芝山千代田」



まだ残っているうちに見れてよかった


そしてもうひとつ


第2ターミナルへ行くには
当然、散歩部らしく歩いていくのだが、
この駅には


こんな素敵な通路があるのだ


ウヒヒヒヒヒ、たまんねぇ〜^


およそ500メートル!


壁のポスターも去年の夏のまま!

そして第2ターミナルでは


まーた保安検査か…


さあ、腹が減ってきた
ここは特に見所もないし、
そろそろ成田山へ行こうじゃないか

っちゅうわけで

京成成田駅
昨年の台風で、向こう側の線路が
崖崩れで使えなくなった
今もまだ復旧せず


まだまだ正月だな


おお、結構混んでるぞ


新勝寺が見えてきた


参道を歩くと、あちこちからいろんな誘惑


おなかペコペコだから早く食べたい
でも、食べるものは決まってる!


成田山と言えばうなぎ
なんだそうである

成田のゆるキャラ「うなりくん」
誰もがこのキャラをペンギンだと思っていたが
うなぎだったのだ
うなぎは浜松一択だろう、と思っていたが
成田山の参道はこれでもかというぐらい
うなぎを出す店が多い


なんかすげー並んでる
ここは1時間10分待ちだって
美味しそうな店は行列必至


軒先でさばいて、焼いてなんてしてる


おっさん血だらけやんけ
(※ややグロのためモノクロ)


ちょっと食欲なくすわぁ…

混んでるのはしゃーない、とりあえず
お参り先に済ませよう




聖徳太子がいたよ


お参りもそこそこに、
腹ぺこたちはまた参道を戻って行く


歴史ある建物が立ち並び、
とてもいい風景、自然と良い写真になる


うなぎの煙で燻されている


ふと、さっき通り過ぎた店を覗けば


わりとあっさり対面となった
ただ、店員がドタバタで落ち着かない感じだったなぁ
けど
高い金を出しただけあっておいしかった…

しかし、味の濃いタレだ
コーヒーが飲みたくなる



オシャレカフェのひと時

とりあえず目的は達成

そして、まだ散歩部は続くのだ


今にして思えば
ちゃんとチェックしておけばよかった
「うなりくんぱん」

そしてまた1時間強、電車に乗るのだ
会話してたと思ったらいつの間にか
A君はいびきをかき始めていた

そうそう、日暮里と京成上野駅の間にも
棄てられた駅があって、それを見ることができた
京成線は使わなくなってもあんまり片付けないのか
それはそれですごくいいと思った


日が暮れてきた


目指すのは新御徒町のあたり
台東区の小島、鳥越
思えば、全く行ったことがないエリアだ



お、商店街だ
佐竹商店街


昭和の香りプンプンだ
まだ17時前なのにシャッターだらけ
韓国系の店が多いようだ


そんな中にも東京銘菓をうたう店


「ベースキャンプ」
僕はこの店でコーヒー豆を買う

この店は面白かった
たくさんある好みの豆を選び、
それから焙煎してもらう
だから、注文から20分ほどかかる

その間、コーヒーについて長々と
店の奥様から話を聞かされる


サービスしてくれたコーヒーは、
今まで飲んだ中でいちばん美味しいと思った

店を出たら完全に闇の中

少し歩くと


おかず横丁


その割にはおかず感があまりない


気になる

それじゃ、そろそろ


秋葉原方面へ歩いて解散だね


あ、そういえば御徒町のガード下が


オシャレな空間になってるって
まだ来たことなかった


結局、ここをウィンドウショッピングしながら
上野へ向かった

なぜか、共栄散歩部は上野が
スタートまたはゴールになりがちだ


賑わうアメ横


「1000円でいいよ1000円でいいよ」
のダミ声


イルミネーションが灯った「元じゅらく」
19時ごろの解散となった

A君ありがとうございました
お疲れ様でした


しかし、最近はよく電車に乗るし、
今日みたいな贅沢もするようになった

そろそろ基本に戻っておきたい
次の散歩が楽しみ